The “R” Rule for Python(Rのつかない月にはPythonを使おう!)

テコラス事業戦略室の尾崎です。
ふだん財務寄りの仕事をしています。

4ヶ月ほど前からAWSのコスト分析でデータサイエンスチームの方からRの指導を受けておりまして、その繋がりで? なのかな? アドベントカレンダー13日目を担当させていただきます。

とは言うものの事務職の私、そもそもTech成分0%でして。

はじめは趣味のボードゲームや日本酒をテーマに「R初心者がやってみた」のような内容も考えていましたが、アドベントが始まり皆がゴリゴリに技術ネタで勝負しているところを見てから、同じ土俵に上がってはいけないな…と考え直しました。

ちょうどクリスマスまでの折り返し地点ということで、ガチTechな内容が続いてお疲れの出る頃ではないでしょうか。30分アニメのCMに入ったようなものと思って気楽にお読みください。

 

■要は駄洒落です

さて、タイトルでピンと来た方もいらっしゃるかと思います。

The “R” Rule for shellfish という言葉がありますね。日本では主に「Rの付かない月は牡蠣を食べるな」。夏場は赤潮が出て、身に毒素が入りやすいことから言われるそうです。

それゆえ英語でRの付く月、つまりSeptember(9月)~April(4月)に採れた牡蠣だけ食べましょう。と。

折角なのでR関係で牡蠣ネタが無いか探してみましょう。

あった! shelltraceパッケージ。
shelltrace Bivalve Growth and Trace Element Accumulation Model 二枚貝の生長と微量元素累積モデル

引数を見ただけでも牡蠣牡蠣している。

Oyster_height:測定されたシェルの最大高さ

Oyster_length:シェルの前後方向の最大長さの測定

たぶんこのエントリを書いていなければ一生出会うことのないパッケージだったでしょう。いつか何かに応用できる日が…来るかなぁ?

 

ちなみに前述したように私は「4ヶ月ほど前から」Rを触っています。

つまり9月!

偶然の一致とはいえ、ちょっと出来過ぎなくらいの符合ですね。

 

■ Rの不在

しかし “R” Rule に従うならば、Rを使えるのは4月までです。
5月~8月は何を使えば良いのでしょう?

牡蠣の(じゃなかった、下記の)データサイエンス・機械学習に携わる人への調査結果によると、データサイエンスの現場における主流はPythonのようです。
https://www.kaggle.com/surveys/2017

この言語名の由来となったのが1969年にBBCで制作・放映された『空飛ぶモンティ・パイソン』。なおこの番組は日本でも1976年から77年にかけて東京12チャンネルで放送されていたとのこと(テレ東、やるなぁ)。

『Spam』はIT業界では言わずと知れたスケッチでしょう。

1969年というと、イギリス経済は停滞し ”Sick man of Europe” なんて呼ばれていた時代。ビートルズが人気の絶頂を極めつつ解散寸前、労働党政権は翌年6月に総選挙を控えていました。

経済の停滞に労働闘争が頻発する世の中で、高学歴のコメディアン達が至極真剣にバカをやる。Pythonsの持つ痛烈な皮肉、反骨精神そしてユーモアは、現代のハッカー文化に通じるものを感じます。

 

さて、kaggleの調査結果に戻ります。

業務で使うプログラミング言語は?との回答は、どの職業でフィルタリングしてもほぼPython・R・SQLでトップ3を占めています。

”predictive modeler” や “Operations Researcher” 等の初めて見る肩書きもあって興味深いです。開発者、エンジニアにはやはり断突でPythonが支持されています。

Pythonの人気の理由として学習コストの低さとともに、今はまだ人材が希少な「機械学習・人工知能(AI)開発」が可能な技術であることが挙げられるでしょう。

AI。

SF的な響きですが、もはやファンタジーでは無いのです。

先日、GoogleがAI技術を使って「スマートクッキー」のレシピを開発した、というこちらの記事

教師データを与えるところから始まって、レシピ完成まで試行錯誤でクッキーを焼くこと59回。実際に手を動かすのは人です。

これを大の大人が4人がかりでAIの指示に従いマジメにやってるんだから面白い。真剣だからこそ滑稽になる。これこそMonty Pythonが皮肉たっぷりに演じそうな光景ではないですか?

 

■Christmas in Heaven

現段階でまだアドベントカレンダーの25日だけ埋まっていないのが気になります。誰が大トリを書くのかな。

とりあえず、これだけ牡蠣牡蠣と連呼してきたら、もう頭の中が、シャンパンか日本酒にするか…しか考えられなくなりました。どちらを取っても天国じゃない?みなさんもクリスマスにはぜひチキンじゃなくて牡蠣をお召し上がりください。メリークリスマス!

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